みなさんこんにちは!未病リハビリセンターハレル上通り店の長倉です。
ハレル上通り店では、新しい機器である「足圧分析システム」を導入しました!
今回は、どのようにして僕らが足圧分析システムを使って治療に取り入れているのか、どんなことが足圧計を使うことで分かるのか説明していきます。
新アイテム「足圧分析システム」とは?
簡単に言うと、足の裏の圧を計測して、姿勢やカラダのバランスをチェックする機械になります。
計測できる項目は主に以下の3つです。
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①立っている時の姿勢バランス
②歩行中の足の裏の重心移動
③平衡感覚
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どんな方が測定するべき?
足圧計を用いることで姿勢バランスなど測定できるのですが、以下の症状にお困りの方にはとても特徴的な結果が出て来ます。
・扁平足
・O脚
・足底腱膜炎
・シンスプリント
・外反母趾
・変形性膝関節症
足の裏の圧を測ることができる機械なので、
「立っている時の重心の位置が左右でズレていないか」
「右足の方に体重が乗りすぎているかいないのか」
「足の裏でどこに圧が逃げていくのかどうか」
痛みの原因や姿勢の変化などを実際のデータとしてはっきり確認することが出来ます。
そのため、客観的なデータをもとに治療をすることができます。
①姿勢バランスチェック
専用の機械の上に7秒間立ってもらいます。
前後左右の足の裏のバランスがわかったり、自分の重心の位置など足圧の状況というのを把握することができます。
上の写真でいうと指が写っていないのがわかり、普段から足の指をうまく使えていないことがデータから分かります。
②歩行測定
歩行測定では、自分の重心がどのようにして移動していくのか歩きの中で見ることができます。
これらのデータをもとに治療やインソール作成に生かしていきます。
症状別の特徴(外反母趾、O脚、浮き指、扁平足)
理想のバランスは、写真のような左右の圧力バランスが均等な状態です。
外反母趾の方の多くは、足の親指部分に圧が集中する傾向にあります。
O脚の方は、足の外側に圧が集中しやすいですが、中には外反母趾がひどくてO脚になる方もいますので、実際の足の状態とデータを照らし合わせながら確認することが必要になって来ます。
最近よく話題になっている浮き指ですが、子供に多いと言われています。
浮き指になると、足の指がほとんど写らなくなります。
扁平足の方は足の内側に圧が集中する傾向にあります。
まとめ
今回は、当店で新しく導入した「足圧分析システム」について解説していきました。
この機械を使うことで、患者様の体の検査にも使えますし、患者様と一緒に情報共有をしながら
「ここがよくなっている」とか、「まだこういったところが問題がありますね」と確認し合うことが出来ます。
そうすることで実際のデータをもとに安心にもつながります。
本日もブログをご覧いただきありがとうございました。