座り方が悪いから腰が痛くなる、腰が張る
座り方が悪いから姿勢が悪くなる。
果たしてそれは本当でしょうか?
座位姿勢の研究において
一般的な"良い姿勢"では
脊柱起立筋群が増加していたのに対し
前かがみ座位ではどの筋についても活動が低下していた。
とあり、
一般的に悪い姿勢と捉えられる
「前かがみ座位」
が実は最も最小の筋活動となり、
言い換えれば最も長時間作業するのに適しているとも言えます。
また、たとえ「良い姿勢」であっても、
ある1つの姿勢をとり続けていれば、
どこかの組織には負担が生じています。
良い姿勢に固執せず、
バリエーションすなわち動作の多様性を求める事こそが
治療における重要な観点となることをご理解ください。