腸腰筋の筋張力が50%に低下すると、
代償的に大腿筋膜張筋、縫工筋などの筋張力がおよそ
200%以上増加することが報告されています。
また股関節伸展運動時に
臀筋群の筋張力が低下することで
同様に大腿筋膜張筋の活動が増加します。
大腿筋膜張筋が優位の活動パターンとなる理由として
「腸腰筋」
に着目する必要があります。
腸腰筋の適切な機能がなければ
「大腿筋膜張筋優位の活動パターン」つまり
「外ももの張り」は無くなりません。
脚やせのために運動を行っていたとしても、
それを作り出す筋のバランスが不均衡であれば
それは"逆効果"となるわけです。