膝痛の原因は関節内の脂肪だった!?筋トレでは膝痛が良くならない理由

よく見受ける膝の治療の流れ

「軟骨がすり減っているから膝が痛いんでしょう。」

「湿布、痛み止めを処方しておきますね。」

「水が溜まっているので抜いておきましょうか。」

ヒアルロン酸の注射もしておきますね。」

 

膝が痛くて病院へ行くと、このような流れで診察を受けることが多いかと思います。

確かに、痛み止めや湿布、水抜きの注射などで痛みが軽快することはありますが、

それでは対処療法にすぎず、根本的な改善には繋がりません

 

よくある膝の治療例

 

膝が痛くて病院に行くと、電気治療やマッサージ、鎮痛薬や湿布の処方などがあると思います。

しかし、「膝の痛み」という言葉の意味するところは患者さんごとにかなり違います。

 

もしかしたら、膝の痛みの原因が膝自体にあるのではなく、股関節や足首というように別の場所に痛みの原因があるかもしれません。

痛みの場所をちゃんと確認せずに「膝の痛み」と聞いただけで原因を決めつけるのは早いです。

その理由を説明していきますね!

それでもよくならないのはなぜか?

薬や注射、水抜き、電気治療、湿布、筋トレ、マッサージ

これらの治療は一時しのぎの治療にすぎないためよくならないのです。

 

では、膝の痛みの本当の原因とは何でしょうか?

よく、病院へ行って膝のレントゲン写真をとると

「膝の軟骨がすり減っていますね」

「痛みの原因は軟骨がすり減っているからです」

このような説明があるかと思いますが、実は膝の軟骨には「神経」が通っていません。

 

つまり、神経が通っていないということは「痛みを感じるセンサー」がないということです。

 

と言うことは…

膝の軟骨には神経が通っていないため、軟骨では痛みを感じることは出来ません

膝の痛みの原因は軟骨とは別のところに存在しているということです。

膝の痛みの本当の原因は〇〇だった!?

ここである文献を紹介します。

Martinらによる報告では…

無作為にとったMRIの研究から、50歳代男性の32%、女性19%

70歳以上の男性56%、女性51%に半月板損傷があった

簡単にいうと、

症状があるなしに関わらずMRIをとってみると半月板損傷をしている方がたくさんいたということですね。

 

つまり、中高年以上の場合、痛みなど自覚症状がない場合でも、画像上は初めから異常ということです!

 

画像上は初めから異常であるということは、画像初見だけでは不十分であることがわかります。

 

膝痛の診断で大事なのは、画像所見に加えて、丁寧な問診や触診です。

 

問診によってポイントとなる症状を聞き出し問診をもとに実際に時間をかけて膝周りの触診を行い原因を探って行く必要があります。

 

では、膝の痛みの本当の原因は何でしょうか?

 

実は膝の痛みを起こす真犯人は、脂肪なんです!

 

痛みの原因は脂肪だった

「えー!脂肪?」と思われる方が多いかと思います。

正式名称は「膝蓋下脂肪体」と言います。

膝の脂肪(膝蓋下脂肪体)

・膝のお皿の下にある

非常に多くの神経

・痛みを敏感に感知

(スタンフォード大学より)

 

《 押さえておきたいポイント! 》

①脂肪はレントゲンに映らない

膝が伸び切らない膝痛の人は脂肪が原因の可能性大

この膝の脂肪は、膝を曲げた状態では触れることが出来ず、膝の伸ばした状態で触れることが出来ます。

 

そのため、この膝の脂肪が原因で痛みを引き起こしている場合、

膝を伸ばした状態で脂肪を押さえると痛みを感じ、膝を曲げた状態で同じところを押すと痛みがないことがわかります!

 

脂肪が硬くなる原因とは?

 

膝の脂肪が硬くなる原因として、

・加齢

ねじれ

・過度の運動

・姿勢不良

などが挙げられます。

 

ここで、特に重要となる「膝のねじれ」について解説します。

 

膝を伸ばしたときにお皿からスネの○の部分(正式には脛骨粗面と言う出っ張りです)が外に出ていると膝がねじれていると判断します。

この膝のねじれがあると、膝の脂肪が硬くなると言われています。

 

膝の痛みの原因を自分で見つけ出せる!?

 

脂肪が膝の痛みの原因になっていることをお伝えしました。

そこでここからは、自分の膝の痛みの原因が「脂肪」にあるのかどうかをチェックする方法をお伝えしていきます!

 

【チェック1】

 

【チェック2】

自分で膝の痛みを改善できる!?

自分でなんとかして痛みを解消したい。

と言う方のためにセルフケア方法3つをご紹介します。

それが以下の3つです。

①脂肪をほぐす

②お皿を動かす

③膝の屈伸運動

一つずつ解説していきますね。

①脂肪をほぐす

硬くなった脂肪を柔らかいゼリー状に戻す

 

【方法】

①親指をお皿の横に当て、反対側の親指もそのわきに添えます。

②親指で少し圧を加えたまま、お皿の下に向かって流し込むようにゆっくりと押し動かします。

②お皿を動かす

お皿を動かして脂肪の動きをよくする

 

【方法】

①膝裏を下に押し付けるように太ももに力を入れて膝を伸ばし、膝のお皿を上にスライドさせる。

②太ももの力を抜いて、膝のお皿を下にスライドさせる。

③慣れてきたら、膝のお皿を引き上げる-押し下げるという動きをリズムよく繰り返す。

 

③膝の屈伸運動

本来の正しい動きを取り戻して膝痛を軽減

       

 

効果のある湿布の貼り方(1) 〜膝の前側が痛む〜

①膝横のお皿の少し上に、湿布の上縁を当てて手のひらで押さえる

②お皿に沿って湿布を斜め下に向け引き伸ばしながら貼っていく

効果のある湿布の貼り方(2) 〜膝の後ろ側が痛む〜

①膝横のお皿の下に、湿布の下縁を当てて手のひらで押さえる

②膝の裏側に向けて湿布を軽く引き伸ばしながら貼っていく

まとめ

長倉 智貴

膝の痛み=軟骨のすり減りと言う間違ったイメージを持っている方が多いです。

今回は膝の痛みの原因になりやすい、膝蓋下脂肪体と言う脂肪の話をさせて頂きました。

世間一般では色々な広告の影響で「膝の痛み=軟骨のすり減り」と勘違いされている方も多くおられます。

ですが軟骨以外の部分で痛みが出ているケースが多いと言うことを知っていただければと思って書かせて頂きました。

あなたの膝の痛みの解消にお役に立てれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です