みなさんこんにちは!
未病リハビリセンターハレル上通り店の長倉です。
今日は「腱鞘炎」についてお伝えしていきます。
病院や整骨院、整体にいって腱鞘炎の治療を受けたことはありますか?
そこでどんな治療を受けましたか?
一般的な治療法としては、
・マッサージ
・ストレッチ
・注射
・サポーター
上記のような治療をすることが多いかと思います。
しかし、これらの治療であなたの腱鞘炎は改善しましたか?
改善しない方がほとんどだと思います。
何故ならば、腱鞘炎の原因は筋肉ではなく、筋肉を包んでいる膜「筋膜」に原因があることがほとんどだからです。
そこで今回は、腱鞘炎と筋膜の関係性と治療のポイントをお伝えしていきます。
腱鞘炎とは?
そもそも腱鞘炎とはなに?と思われる方もいると思います。
腱鞘炎とは、手首や親指や小指側などに痛みがでる状態のことを言います。
腱鞘炎の一般的な原因とは?
一般的に言われている腱鞘炎の原因は、
・手の使いすぎ
・筋肉が硬い
・手首が硬い
などと言われることが多いと思います。
しかし、あなたよりも手や手首を酷使している人もいたり、筋肉が硬くなっている人はいるかと思いますが、
その方たちはみんなが腱鞘炎になっているわけではないと思います。
つまり、「筋肉が硬い」「手を使いすぎている」からといって腱鞘炎になるとは限らないということですね。
筋肉の硬さなどが全く原因にならないということではないですが、根本的には別の原因が考えられるということになります。
腱鞘炎の本当の原因は〇〇?
では、腱鞘炎の本当の原因は何でしょうか?
答えは「筋膜」です。
筋膜とはなに?と思われる方も多いと思いますが、簡単にいうと筋肉を包んでいる膜になります。
全身にある筋肉は、全身ボディスーツのように薄い膜「筋膜」で覆われています。
この筋膜は筋肉の約10倍もの感覚を司るセンサー(固有受容器)があると言われており、
痛みにとても敏感なところだと言われています。
そのため、いくら筋肉に対してマッサージやストレッチなどをしても、筋膜に対して治療できていないため腱鞘炎がなかなか改善しないのです。
腱鞘炎に効果的な筋膜の施術ポイントを3つご紹介
1 親指の腹
上記の赤丸部分の親指の付け根あたりにある大きな筋肉を軽くマッサージします。
2 手首の上
手首から指三本目〜4本目あたりを軽くマッサージします。
3 胸の前
鎖骨の下側にある胸の前側の筋肉を軽くマッサージします。
上記のポイントを軽くマッサージしてみてください。
※マッサージを不適切な方法や自己流でやった場合、痛みが悪化したり効果が出な買ったりケースがあります。わからない場合はお近くの専門家にお尋ねください。
未病リハビリセンターハレル上通り店よりお客さんへの一言
[voice icon="https://wr.hareru.net/wp-content/uploads/2019/10/nagakura-225x300-min.jpg" name="長倉" type="l fb"]ストレッチやマッサージをしても改善が見込めないのであればあなたの腱鞘炎は筋膜が原因かもしれません。[/voice]
今回は腱鞘炎をテーマに、一般的な治療法ではなかなか改善しない理由についてお伝えしました。
「腱鞘炎の治療をしてもらってるけどなかなか改善しない」「一時的にはよくなるけど痛みが再発する」などお困りの方はお気軽にご相談ください。
本日もブログをご覧いただきありがとうございました。