「膝の内側が痛くて…変形性膝関節症と言われました。」
実際に当院には膝の痛みにお悩みの方が多数ご来店されますが、多くの方は膝の内側に痛みを訴えられます。
そういった場合は、通常レントゲンを撮影して膝関節に変化が見られると「変形性膝関節症」という診断がついてしまうわけです。
ですがそこで気をつけて欲しいのは「それ以外の要因があるかも」ということです。
膝の内側の痛みは鵞足炎かも?
当院でに膝の変形で膝の内側に痛みがあると来院された方の8割は”鵞足炎”です。
鵞足炎は名前の通り鵞足と呼ばれる膝の内側の筋肉が炎症を起こしている状態です。
ですのでこの筋肉を正しく緩めてあげれば、痛みを解消できる様になります。
膝関節の変形があるから痛くなるわけじゃない
よく近所のおばあちゃんで「めちゃめちゃO脚なのに痛みが全くない」という方おられませんか?
実は膝の変形と痛みの程度には、ピッタリの相関はありません。
むしろ膝の変形が軽度でも痛みが強い方もおられます。
膝の変形によって、周囲の筋肉が硬くなって炎症を起こしたり、前後左右のバランスが崩れて痛みを出していることが多いんです。
膝の内側が痛くなる鵞足炎の治し方
鵞足炎を解消させるには、炎症の度合いによって対応を変化させます。
1:炎症がひどく何もしなくても膝の内側に痛みが出ているケース
こういった場合にストレッチやマッサージをガシガシやっていくと逆に炎症がひどくなるケースがあります。
なのでそういう時はしっかりアイシングをして冷やすことが重要です。
それで安静時の痛みを軽減させてから、ストレッチ・マッサージへと移行していきます。
2:歩く時や曲げた時などの動かす時に膝の内側が痛いケース
炎症症状は治ってきているので、ここから痛みを緩和するため筋肉を緩めていきます。
鵞足は縫工筋、半腱様筋、薄筋の3つの筋肉が膝の内側を通り脛の骨にくっついている部分のことを指します。
この鵞足を緩めるにはまず以下のストレッチを行いましょう。
縫工筋のストレッチ
縫工筋の位置はこの動画をご参照ください。
この様に骨盤から膝の内側までくる長い筋肉で、主にあぐら座りをする様な動きの時によく働きます。
詳しくはこの動画でご説明しています。
薄筋のストレッチ
薄筋は内転筋のストレッチングなので足を広げて伸脚や四股の姿勢だとしっかりストレッチされます。
また膝がつける方はこの様な四つ這いでのストレッチも効果があるでしょう。
半腱様筋のストレッチ
半腱様筋は膝の裏側にある筋肉で、この筋肉が硬くなると膝痛だけでなく腰痛などの原因にもなります。
硬くなりやすい筋肉なので伸びを感じる程度でゆっくりと伸ばしていきましょう。
実際に膝の内側の痛みで手術を悩んでいる方へ
私も医療機関で勤務していた経験がありますが、症状によっては手術じゃないと痛みを解消できないケースもあります。
ですが今回の様に鵞足炎など、手術が不要で施術やストレッチによって症状が変わるという方も多くおられます。
もしあなたや、あなたの周りで手術しようかどうか悩んでいる方は、安易には判断せず色んな可能性を考えてみてはいかがでしょうか?
もし自分の場合どうしたらいいの?とお悩みの方がおられたらLINEでも無料でアドバイスさせていただいておりますので、お気軽にメッセージくださいね!
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