「膝の痛みにサポーターって効果があるんですか?」
そう言うお悩みって良くあります。
正直に言わせてもらうと「根本的な膝痛の解決には繋がらない」と言うのが本当です。
ですが、人によっては膝サポーターの使用を勧める場合もあります。
今回は、その理由について書いていきます。
膝サポーターを使用した方がいいのはどんな人?
私が膝サポーターを使用することを勧める場合は、
・膝の痛みがあっていますぐ何とか痛みを抑えたい方
・膝の変形があり関節が不安定になっている方
・サポーターを使用することで明らかに痛みが軽減する方
こういった方にはサポーターの使用を勧めることがあります。
ただサポーターにも複数の種類がありますよね。
ではどういったサポーターを選んだら良いのでしょうか?
膝サポーターの種類と選び方
膝サポーターは各メーカーが出しているので、どんなものを選んだら良いか迷ってしまう人もいるでしょう。
そんな中で選ぶ基準になるのは、膝サポーターの側方に金属支柱があるタイプなのか?それとも金属支柱がないタイプなのか?です。
なぜかと言うとそれぞれ目的が異なるからです。
膝サポーターの側方に金属支柱があるタイプ
金属支柱のあるタイプは「側方への膝の動揺がある方」にオススメの膝サポーターです。
支柱がないタイプよりも膝関節が安定するサポーターになります。
膝の変形が強い方は金属支柱がないと動揺を止められないので、支柱付きが一番の選択肢だと思います。
市販のものは支柱の強度が低いため、痛みが強い方は病院で処方してもらうとよりしっかり固定出来るタイプのサポーターを処方してもらえます。
膝サポーターの側方に金属支柱がないタイプ
金属支柱がないタイプは「膝の動揺がない方」「膝の筋力不足をサポートしたい方」向けのものになります。
固定力は支柱があるサポーターには劣りますが、金属の支柱がない分こちらの方が使いやすいです。
また膝サポーターをすることで、筋肉を圧迫し働きやすくする効果がありますので、膝の動揺がなく筋力が弱くて痛みが出ているケースにはこのサポーターをオススメすることが多いです。
膝サポーターはあくまでその場しのぎ
以上解説してきましたが、サポーターはあくまで膝の痛みのその場しのぎであることは理解しておいてください。
そもそも膝の痛みが出ている原因は多岐に渡ります。
[box class="yellow_box" title="膝の痛みの原因"]
・膝関節の捻れ
・膝のお皿の動きの悪さ
・半月板の動きの不調
・靭帯損傷
・姿勢など全身の歪み
[/box]
など多岐に渡ります。
この様な原因をはじめに理解して上で、その場の対処として一時的に膝サポーターの使用を選択することをオススメいたします。
まとめ
今回は膝サポーターの効果について解説させていただきました。
膝サポーターはあくまで対処療法で根本治癒の方法ではないこと。
そして自分の膝の痛みの原因を知った上でサポーターを選ぶことを理解して使用するべきかと思います。
あなたのお悩み解決のお役に立てれば嬉しいです。
追伸
もし膝の痛みに対して根本から良くしたい、自分の場合はどんなことをしたらいいのだろう?
とお考えの方はLINEでもご相談を受け付けておりますので、お気軽にメッセージください。
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