骨盤は産前に『リラキシン』と呼ばれるホルモンによって、
靱帯を緩め骨盤を開かせることにより、赤ちゃんの通り道を作ります。
ですが開いた骨盤は、「オキシトシン」と呼ばれるホルモンにより、
出産後2ヵ月程度かけて徐々に元に戻っていきます。
産後骨盤正を薦める方から
オキシトシンで骨盤がしまってくることは
教えてもらっていますでしょうか?
そして、産後の
何年後かに関節痛・女性トラブル・更年期等の
症状に悩まされるのは、
本当に産後の骨盤矯正をしていなかったからでしょうか?
骨盤の頃斜(歪み)はもともとあることが普通であり、
また一般に骨盤の傾斜を測ることは不可能であり、
骨盤の歪みと痛みは相関しないものです。
要するに、
元々左右非対称なものを左右対称にする事の方が、骨盤が歪む状態になるわけで、
左右非対称なものが先天的なのか?後天的なのか?
正確に触知できているのか?
それをもとにアプローチを行う必要があります。
骨盤矯正や産後骨盤矯正という言葉は医学的に存在しないエビデンスのない用語だということは知っておくべきでしょう。
ご参考になれば幸いです。