『梨状筋・内閉鎖筋・上双子筋・下双子筋・大腿方形
筋・外閉鎖筋の6筋」は
後方から大腿骨頭を股関節に引きつけることで股関節後方の安定性に寄与します。
一方で、股関節前方の安定性は大腿骨頭靱帯・腸骨大腿靱帯・恥骨大腿靱帯・坐骨大腿靱帯によって保たれています。
股関節の深層にある外旋六筋は
歩行の安定性向上に寄与すると考えられており、
外旋六筋の筋力低下により、
立脚期が短縮することで、
歩行の不安定性に繋がると示唆されています。
また、
その走行や付着部位からも
長時間の座位の影響を受けやすく、硬くなることで、
坐骨神経を圧迫し痺れを伴う要因ともなる筋群です。
適切な筋機能や柔軟性が求められるため、下半身にお悩みの方は積極的にケアしていく必要があることをご理解ください。