膝蓋大腿関節症とは、
膝蓋骨(お皿の骨) が何らかの形でズレたり上下、左右に動かなくなり、
膝蓋大腿関節に炎症が起きたり軟骨がすり減ったり
骨が変形することでお皿の裏で痛み、違和感を生じる状態をいいます。
男女比はおよそ2:1で女性に多い疾患り
痛む箇所として膝蓋骨の裏側や膝蓋骨周辺とされています。
・階段の昇降動作
・歩行
・走行
・しゃがみ
上記のタイミングで膝前面に痛みが出た際には、膝蓋大腿関節症候群を疑う必要があります。
膝蓋大腿関節症候群になる原因はいくつかありますが、
代表的なものとして
○股関節の筋力や柔軟性の低下、
○大腿四頭筋の筋バランス不良、
○扁平足(後足部外反・距骨下関節回内)
などが挙げられます。
膝蓋大腿関節症の対応としては
2018年に発表されたCollinsらによる医学的根拠に基づく報告にて
運動療法とインソールの併用が望ましいと報告されています。
増悪すると膝の曲げ伸ばしだけで痛みが出ますので、
症状が軽いうちに対策をしておきましょう。
ご参考になれば幸いです。