骨盤底筋群が働かなくなると
骨盤底筋群への血流低下を招く恐れがあり、
いわゆる女性特有のお悩み(症状)である
尿もれ、隱部痛、生理不順
などが表面下しやすくなります。
じゃあそこで
「骨盤底筋群を意識して働かせましょう!」
というのは簡単ですが、
意識的に収縮を起こらせることは困難であり、
少なくとも時期尚早と言えます。
まず着目すべきが"不良姿勢における横隔膜の活動不全"です。
横隔膜が下に移動すると腹部にある内臓器は上から圧迫され下方に移動し、
腹部を下から支える骨盤底筋群は内臓器を押し返すことで腹腔内圧が高まります。
過度に緊張し硬くなった肋骨は付着している横隔膜の下方に対する動きを制限します。
すなわち腹腔内圧が上がらず、結果として骨盤底筋群の機能不全が生じます。
つまり過緊張が常態化している身体を解き
脱力できることが
姿勢(横隔膜、骨盤底筋群)の働きを促すことができる最良の手段といえます。
ご参考になれば幸いです。